ひばログ!

2020年、コロナウィルスの自粛の波に飲まれ、エンタメ業界・イベント業界の人たちの多くが一気に失業状態になりました。マジシャンの偏った目線でインプットアウトプットを繰り返します。

尻が上がってるヤツを初めて見つけたぞ

 皆さんこんにちは。ひばりくんです。

 今日は兼ねてからみたいと思っていたヤツに出会うことができたのでそれで頑張って記事一つ分描きあげようと思います。例によってオチはありません。

 

ヤツの名はシリアゲムシ

 今回見つけたのはシリアゲムシという虫なんですが、皆さんはみたことがあるでしょうか。

 読んで字の如く、サソリのように尻尾がくるっと上向きに巻き上がっている羽虫なんですが、見たいと言いつつもどこに分布してるのかとか どこを探せば見つかるとかそういった情報を全く調べていませんでした。

 

 しかし奇しくも今日、遭遇したのです。名前も知らない葉っぱの裏でヤツはひっそりと息を潜めていたんです。

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 強キャラ感がすごい。絶対毒系の即死攻撃を使ってくるタイプの敵だ。

...あれ?ていうか、小さくない?

 

 生息地も知らなければ生態も知らない虫の体長なんて知る由もなかったワケなんですが、それにしても小さい。

 図鑑の写真を見てなんの根拠もなく勝手に全長20cmくらいのデカさを想像してた僕はそれはそれは驚いたんです(ちなみにドラゴンボールもちゃんと読むまではドッジボールぐらいの大きさだと思ってました)。

 

シリアゲムシじゃなくてヤマトシリアゲ

 根拠もなく大きめに想像してしまう僕ですが、なんやかんやで見つけたときは喜びが勝ちました。

 さて、驚いたのは大きさだけではなく、実は体色も僕の想像してたものと大きく違いました。

https://www.instagram.com/p/CAxAIJvnech/

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 少しすると葉の上まで出てきてくれたんですが、見ての通り黒いですよね。想像というか、なんとなく僕がよく見る写真は黄色と黒のツートンカラーで、黒だけの個体は初めて見たんです。

 そしてちゃんと種類まで調べると、おそらくこやつはヤマトシリアゲというヤツらしいそうです。ちなみに余談ですが、シリアゲムシという和名を持つ虫はいないそうです。(参照:Wikipedia)

 

 色々調べていると本当にいろんなことがわかります。どうやらヤマトシリアゲをはじめとするシリアゲムシ達はそんなに珍しくないようで、昆虫採集や撮影をしてる方なら割とその辺で目にする種類だとのこと。

 いくら虫が好きとはいえ、普段そんなに昆虫採集にいかない僕はあんまり虫を見つける才能がないということか...。頑張って上達しようと思います。

 

他にもいろいろ居た

 さらっと他の種類のムシも紹介しようと思います。あんまりしっかりと調べてないのでほぼ写真紹介ですがお許しください。

 

なんか黄緑の蜘蛛

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 はい、なんか黄緑の蜘蛛です。たぶん草木に擬態するタイプの人ですね。人というか蜘蛛ですが。

 これもなんとなくのイメージですが黄緑色の蜘蛛は危ないイメージがあるので触りません。というか基本蜘蛛は危ないので触りません。怖いし。

 偶然巣を張る前とかお引っ越しとかだったのか、アシダカグモとかハエトリグモみたいな徘徊性の蜘蛛なのかどうなんでしょう。

 でも徘徊性だとたぶん緑色は不利ですよね。やっぱ造網性の人かな。いや蜘蛛か。

 また余談ですが、蜘蛛の徘徊性(巣を作らず歩き回って獲物を探すこと)という分類で、俳諧という言葉は差別的だそうでちょっと前に狩猟性という言い方に変わったそうです。でもなんか慣れで徘徊性って言ってしまいます。

 

なんか河原にいた灰色の蜘蛛

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 画像が粗くてすみません。河原で見つけた徘徊性の蜘蛛です。こいつは徘徊性でたぶん間違いないですね。走るスピードや走り方からして徘徊性の特徴ぴったりでした。これで徘徊性じゃなかったらごめんなさい。

 この体色の感じだと、河原で石の色に擬態しながら獲物を捕まえてるんだろうなぁーって思いながら写真を撮りました。徘徊性の蜘蛛は飼ってて楽しいのでちょっと採集してきてもよかったなーとも思います。後悔。

 でも野生で出会った生き物ってそこにいる姿が一番美しいから捕まえるのもよくないよなって思ったり。なので僕はあんまり採集しても家までは持ち帰らないです。

 

なんかのザトウムシ

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 超絶ざっくり紹介、なんかのザトウムシ的なSomethingです。こいつはなんなんでしょうね。ザトウムシに関してはどうやって調べたらいいのかわかりません。

 ちなみに写真の中央辺りにあるちっちゃいイクラみたいなのが体でそこから長い足がいっぱい伸びてます。

 昔の子供は脚をもいで遊んでたらしいですが僕はそんなことしません。仏の心を持ち合わせてますので。怖かったわけじゃないです。

 ちなみにこいつも何気に生で初めて見て結構テンション上がりました。

 

なんかのハムシ

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 なんかのハムシです。黒いやつでなんでか知らないですけど以上に写真で撮るのに苦労しました。

 何枚か写真を撮ったんですがだんだんとこの写真の構図が綺麗じゃないかと思って手段と目的がすり替わった感じがします。

 もう写真が綺麗だったらなんでもいいじゃないか。虫も生きてるし素晴らしいじゃないかというそういう気持ちにさせてくれる一枚ですね。

 

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 虫です。それ以上でもそれ以下でもありません。この説明で納得してください。

 なんか綺麗ですよね。生で見ると結構キラキラしててほんとに綺麗だったんですよ。素敵ですね。ちなみに種類は全く見当もつきません。世界は広い。

 

おわりに

 いかがだったでしょうか。昆虫鑑賞、昆虫採集といえばカブトムシや蝶々などのいわゆる王道の虫みたいなのが人気ですが、今回のフィールドでは全く見かけませんでした。

 でも手すりを見ながら歩いたり、葉っぱの裏や茎の脇の部分だったり、そういうところを見ながら歩いてると意外に見たことない虫を見つけることもあります。

 見つけたのが珍しくない普通種でも生で見るっていうのはやっぱり感動するもので、こういう最初の出会いみたいなのは大事にしていきたいなと思いました。

 

 また皆さんも山や河に出なくても、その辺の公園の植物や石垣の上を つぶさに観察してみてください。何か新しい発見があるかもしれません。

 

 今回もこの辺で。ではではまた。