ひばログ!

2020年、コロナウィルスの自粛の波に飲まれ、エンタメ業界・イベント業界の人たちの多くが一気に失業状態になりました。マジシャンの偏った目線でインプットアウトプットを繰り返します。

洗練な動きを見る快感と大切さ

 みなさんこんばんは。久々にマジック関係の資料を手に入れてテンションが上がっているひばりくんです。

 マジシャンをやっていると一番良く聞かれる質問が「どうやって覚えたんですか」と言う質問です。

 答えは簡単です。マジシャンが見るマジシャン向けのレクチャーDVDや書籍があるんです。

 久々に質の高いDVDを手に入れてテンションが上がった僕なんですが、やっぱり上手い人の演技って見てて気持ちいいし勉強になるなと思ったので今日はそれを記事にしようと思います。

 

名人芸は無駄が少ない

 当たり前の話ですが、質の良いものには無駄が少ないです。むしろ全て厳密に見ていけばほぼないと言っていいでしょう。

 体の向きから手の向きに至るまで全てに意味があり意図があります。これはマジックに限らず全てに通ずることでしょう。

 

 僕が今回買ったDVDで解説しているマジシャンの方はいわゆる古典をとても丁寧に演じる人で、本当に教科書のような身のこなしを軽やかに演じる人でした。

 まさに無駄のなさの極地に達してるとも言うべき演技は圧巻です。こういうのを名人芸と言うんでしょう。

 

無駄=ノイズである

 これは表現する人は特によく言うことですが、取り入れた情報のなかに無駄を感じると人は頭の中に雑音を作り出します。

 その音は様々で「ん?どういうことだ」とか「もっとこうしたら良いな」とか「自分もこれやってみようかな」とか...。

 

 人は雑音を感じると集中力が削がれ、今考えなくても良いことを考えだします。

 これをノイズと言います。

 ノイズが増えれば増えるほど人は目の前のものに集中できなくなります。

 

ノイズを減らすために

 さて、なんとなくノイズが何かはわかりましたが、ノイズを減らすためにはどうすれば良い

でしょうか。

 答えは簡単です。伝えたいことを明確に、そして簡潔に伝えましょう。それは言葉であってもボディランゲージであっても一緒です。

 

 自分の言葉や体の動きを全て把握して、そこに意図があるかをもう一度考え直しましょう。

 無駄な相槌や体の癖がないか、余計な情報を盛り込みすぎていないかなど、一見地味な作業ですがそれを意識して一つずつ無駄を潰していけば、あなたの伝えたいことはもっと伝わりやすくなるでしょう。

 

終わりに

 今日は久々にいい学びというか刺激があったので記事にしてみました。毎日こんな刺激があればいいのにと思うんですが、良質な体験ほどそう簡単には出会えないものです。

 偉そうなことを書いときながら僕のブログもまだまだ無駄が多いのでどんどんそこを削ぎ落として伝わりやすい文章を心がけようと思います。

 今回もこんな感じで。ではではまた。