ひばログ!

2020年、コロナウィルスの自粛の波に飲まれ、エンタメ業界・イベント業界の人たちの多くが一気に失業状態になりました。マジシャンの偏った目線でインプットアウトプットを繰り返します。

積み本と積みDVD

 皆さんこんにちは。ひばりくんです。

 今日は積み本と積みDVDの話です。はい、オチはないです。このブログを継続して読んでくださってる方々はそろそろ慣れたかと思いますが、今回は積み本と積みDVDが消化できない話をうだうだと話します。わかるわかるとニヤニヤしながら読んで下さる稀有な方がいらっしゃればとても嬉しいです。

 

”積み○○”

 積み本ってなんで減らないんでしょう。積みDVDも減らないどころか知らない間に新しい”タワー”が誕生していたりして自分で驚くときがあります。

 と言っても理由は至極普遍的で、消化スピード(と言うかむしろ消化してない)と購入スピードがあからさまに極端だということですね。ちなみにDVDに関しては映画などではなくマジックのレクチャー用のDVDです。

 部屋中で建設されていく積み本タワーや積みDVDタワーを成す術がないのですが、かといって購入をしないというのもなんだかもったいないのです。映画などのDVDならいざ知らず、マジックのDVDは絶版になる確率がとても高いのです。 

 「見るか見ないか...しかし...後で見たくなった時に絶版になっていたら絶対後悔する...」と思うとついつい買ってしまう弱い人間なのです。本に関しても、文庫や新書などを除いて専門書に関して言えば同様です。

 

珍品”積みトランプ”

 積み本、積みDVDのほかには積みトランプがあります。トランプに関しては他のものと違いすべて使用済みですが、いかんせんこれらは消耗品なため使わなくなった順からどんどんどんどん部屋のいたるところで増殖していきます。

 一応僕はカードマジシャンです。マジシャンの扱うカードは紙製のいわゆるエエヤツですが、紙はどうしても消耗品。しかもカードマジシャンはカードの消費量がとても多いんです。

 部屋のあらゆる場所でで増えるわかめのように増殖していく使用済みトランプは僕の家の中で一番の物量なのは間違いないです。使用済みでもいくらかの使い道はあるのでそのためになんとなくその辺に放置ストックしてますが、やっぱりそれでも完全消費はできないので、たまにごみ袋一袋分くらいを一気に捨てることもあります。地球さんごめんなさい。

 トランプに関しては消化と購入のバランス云々ではなく、消費しすぎでどんどん溜まっていくタイプのヤツってことですね。

 

 オチがつかないまま今日の一枚のコーナーです。

 書き終わってから今日の一枚の方がなんか濃い内容を書いた気がしてきました。

 

 

今日の一枚

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 今日の一枚はクローバーの3です。正しくはクラブの3ですね。流石に二日連続過去写真と言うのも味気ないので今撮りました。

 このクローバーの3には何か思い出があるような ないような。でもなんだか好きなんですこのカード。たしか昔めっちゃ憧れてたマジシャンの人が説明の時にクローバーの3を使ってたとかそんな理由だったような気もしますが、今ではなんとなく形が好きなんです。このクローバーの丸みと3と言う数字のふくらみがなんかリンクしてるような気がするし、3と言う数字がそもそもバランスいい。

 書けば書くほど変態じみてきますが、なんとなく好きなのは伝わったと思います。

 他のマジシャンがどんなカードが好きなのか気になってよく聞くんですが、これが意外と意見が分かれるのが面白いんですよね。

 「僕はハートのKが好きです」という人や「私はスペードの5です」とか本当にいろいろで、理由を聞くとこれまた十人十色で面白い。

 ちなみに一般のお客さん(特に女性)に「好きなカードを言ってください」と言うと、結構な確率で”ハートの7”と言われます。

 ハートは女性が選びやすいマークでラッキーセブンも直感的に選びやすいからかなと思うんですがなんだかちょっと不思議ですね。

 逆に一般のお客さんで特に男性の方はランダム性が高いように思います。「好きなカードを言ってください」という言葉に何らかの作為を感じることがあるようで、「それの裏を書いてやろう」、「ベタなチョイスは避けよう」と意識的に直感を操作することが作用するようです。これは男性によく表れる傾向だと僕は感じてます。

 

 さらにちなみにマジシャン相手にマジックの流れの中で「好きなカードを言ってください」と促した場合は、だいたい好きなカードや直感的に思っているカードを言ってくれます。

 これは明確な理由があり、マジシャンは様々なマジックの裏側を知っている分、その場面で自分がどのカードを選ぼうが結果は同じになることがわかっているからです。

 皮肉のような話ですが、一番素直なのは一番裏側を知っているマジシャンなのかもしれませんね。