ひばログ!

2020年、コロナウィルスの自粛の波に飲まれ、エンタメ業界・イベント業界の人たちの多くが一気に失業状態になりました。マジシャンの偏った目線でインプットアウトプットを繰り返します。

人に興味があるお年頃

 皆さんこんばんは。あんまりテレビを見ないひばりくんです。

 最近はネットフリックスでテレビよりも面白いコンテンツが満載ですからなおさらテレビ離れが加速している気がします。ちなみにこの前ネットフリックスにはJOKERが来てたのでまだ未見の方はお勧めします。

 

 人のことって興味ありませんか?

 突然ですが皆さんは、人に対してどれぐらい興味を持っていますか?身近な人でもいいし芸能人でもいいです。

 その人はどんな考え方なのかな、とかどんな感じ方をするのかな、とか。多大な功績をのこした人の話は伝記として語り継がれたり、偉人として長く人々を支えますが、そんな大げさな人でなくても(失礼)深堀すると面白い価値観や面白いことに遭遇してる人ってたくさんいると思うんです。

 

 最近のミニマル思想で意識的に(?)人に対して興味を持たなくなっている方も多いかもしれませんが、僕は逆に興味津々です。でも僕みたいな人って一定層いると思うんです。

 たしかに大手企業○○の経営者だとか、○○の元コンサルタントだったとか、そういう人たちが書いた自己啓発書やビジネス書もめちゃくちゃ勉強になりますし、自分の力になりやすいことがたくさん書かれています。

 しかし、私たちの心の奥底に必要なモノって書籍に書かれた具体的なメソッドではなく、もっと自分や他人の日常に潜んだ漠然とした出来事だと思うんです。

 見過ごしてしまいがちな尊いものや ある種の価値観が潜む場所を僕たちはどこかで求めているのかもしれません。

 

僕が卒業論文に書いたこと

 話が飛びますが、僕の卒業論文のテーマは「ある和尚さんの半生」というタイトルで、近くの寺院の面白い和尚さんに3時間くらい話を聞いて、一字一句書洩らさずに文字に起こす「聞き書き」というものでした。

 その話の中には和尚さんが歩んできた半生から考え方、ちょっとした仏教の話など、僕が聞いたことがない、触れたことがない話ばかりでした。

 

 正直当時の僕は「確かに面白いけど、これって卒業論文になってるのか?」と、ちょっと疑問に思っていたんですが社会人になってから思い返すと、卒業論文やそれを制作する過程から自分が学びを得ていた部分って大きかったんだなぁと実感しました。

 専門書を読んでウンウンうなりながら環境問題や経済に問題提起して論文を書き上げるのも素晴らしいことですが、日常から学びを得ることの大切さも忘れてはいけないなと今では思います。

 

聞き書き」をまたやりたい僕が考えてること

 僕はまた聞き書きをやってみたいです。聞き書きをいっぱい収録した書籍もありますが、やはりそこまでメジャーではありません。なので、定期的にでもこのブログ書いていけたらなと思っています。

 最初に私たちの心の奥底に必要なモノは自分や他人の日常に潜んだ漠然とした出来事だと書きました。小さな気づきや体験でもこうやってブログやSNSを使ってシェアしていって色んな人の価値観に影響を与えるとしたら、すごく素敵だと思いませんか?

 

 企画と言うと薄っぺらいかもしれませんが僕のちょっとした目標、やりたいことの話でした。今回はここまで。ではまた。