ひばログ!

2020年、コロナウィルスの自粛の波に飲まれ、エンタメ業界・イベント業界の人たちの多くが一気に失業状態になりました。マジシャンの偏った目線でインプットアウトプットを繰り返します。

成長記録の重要性

 皆さんこんにちは。レギュラーでマジシャンをやっていた時はいつも成長日記をつけていたひばりくんです。

 

 皆さんは成長日記や今まで学んだ事をノートに書きためて記録したことはあるでしょうか。自分の成長を客観視するためにもこういった記録は非常に有益なものになります。

 成長記録は例えば勉強や練習だけではなく仕事でもやっていくと自分の成長度が変わります。日々の気づきや経験値を「書く」と言う行動で記憶に残りやすくし、それが蓄積していけば今までの過程も可視化されるので非常に強いバックボーンになります。

 今日はそんな成長記録のお話です。

 

何でもいいから書こう!すべてはそこから始まる

 いきなり体育会系みたいなことを言いましたが本当です。何でもいいからまずは書いてみましょう。

 成長記録つけてみなよ、と言うとたいていの人が「どう書けばいいかわからない」と言って結局やらないまま終わってしまいます。書き方何でもいいんです。誰かにそのノートを提出するわけでもないし、どこかに掲載されるわけでもありません。自分自身がわかる書き方で好きなことを書けばいいんです。

 次に内容です。これも書き方と同様に書くことに悩む人が多いみたいですがこれも簡単です。何かに取り組んだり挑戦する過程で何も起こらないなんてまず絶対にありません。なので書く内容はだいたい以下の内容でまとめられます。

  • 起こった問題
  • 問題をどう解決したか
  • そこから学んだ事(書き留めておきたい経験)
  • 次回からの対策 

 簡潔に書くとするならこんな感じで、これらのほかに翌日への伝達事項や今日目標を書いておくなど自分が思いつくことなら何でも書けます。

 

僕の成長記録を始めたきっかけ、そのルーツ

 僕は今こうやってブログを書いていますが、正直に言うと直筆やタイピングは問わず書くと言う行為がそんなに得意ではありませんでした。喋る速度よりも書く方が遅いしたらたらしてるから苦手だ、とかそんな理由だったような気がします。笑

 そんな僕が自分で成長記録を始めたのは去年の7月です。ミライザ大阪城B1階のIllusion Museum ~幻影博物館~というところでマジシャンとしてレギュラー出演し始めたときに一念発起して始めました。

 

 そのとき僕はテーブルマジック専門でステージに立つ経験は浅いのに対し、他のマジシャンの方やアシスタントの方々に比べて2歩も3歩も遅れている状態でした。

 どうにか頑張ってステージに立てるようにはなったものの、それでも遅れている状態は変わらず、何としてもそこから早くレベルアップして皆に追いつきたい一心で、自分で成長記録のフォーマットをワードで作成して印刷。それを毎回がむしゃらにいっぱい書いた記憶があります。周りには気恥ずかしいので「真面目アピールですよ」と言ってたんですがそれはそれで面白い言い訳だったと思います。笑

 

 きっかけはそんな感じで、ルーツはそれよりももう少し前になります。

 僕は2019年の9月いっぱいまで大阪、ミナミの老舗マジックバーA-omoroでレギュラーマジシャンとして働いていました。

 ある日、当時のマネージャーが「成長記録をつけなさい。毎回これを書いてお店のファイルにとじなさい」とA4用紙を手渡してきました。

 それにはいっぱい項目があって、どんなお客さんにやったか、自分の演技は何点だったか、と毎回営業時間に全項目埋めるのがなかなか辛いくらいの量で、当時は「なんでこんなことしなきゃならないんだ」とツンツンしていました。

 でも今思えばマネージャーがそれをさせてくれなかったら、僕もそこを離れた後自分で成長記録をつけようなんて思わなかっただろうし、フォーマットも自分なりに作ることができなかったと思います。(僕の成長記録のフォーマットはマネージャーのそれがモデルです)

 今では本当に感謝しかないです。

 

おわりに

 今日は成長記録の重要性について昔話と一緒に書いてみました。

 皆さんもこんなの成長日記撮るほどでもないだろう、もうこの仕事にも慣れたからいいんだとは思わずに一度やってみてください。

 たしかに何もかも初めてでまっさらな人がやるのとは伸びしろの差はあるかもしれませんが、絶対今まで気づいてないことがわかると思います。と言っても成長記録は気づかないうちに自分の血肉になっていくんですけどね。

 継続は力なり。

 

 次回は僕の成長記録のフォーマットの紹介もしながらもう少しこの話題にも触れられたらなと思います。今回もこんな感じで。ではではまた。